宇都宮市(旧上河内町) macOS X Yosemite 写真がビックリマークで

新年あけましておめでとうございます。

2018年最初の投稿となります。


2018年賀
※実際に当店からお客様宛に差し出した年賀状になります。



今年最初のお客様は地元宇都宮市のお客様からのご相談でした。



宇都宮市(公式サイト)


当店は1月4日より営業スタートなのですが開始とともに電話のベルが鳴りだします。

受話器を取りお客様のお困りごとをヒアリングします。

・お客様はMacを複数台、計3台ご利用
・内2台では標準の写真アプリで問題なく写真がプレビュー可能
・但し1台だけサムネイル(小写真)までは表示されるが、プレビューしようとするとビックリマークが表示され
 写真を見ることができない
・写真撮影はすべてiPhoneで行った

といった内容のご相談でした。



幸い夕方のスケジュールに空きがあったため即日中にご自宅へお伺いさせていただきます。

お客様は大のAppleファンでご利用の機器スマホタブレット、PCすべてAppleで固めている気合の入りよう。

PCは3台ご利用

ノートタイプのMacbook と Macbook Air においては問題なく写真がプレビューできる状態です。

問題はiMacの方です。

Macには標準で写真を閲覧できるアプリが搭載されており通常はこれをビューアとして使っていらっしゃる方は多いのでは
ないでしょうか?

AppleスマホiPhoneとも連動しており、利用しているAppleIDで撮影画像がすべて同期できるのもポイント。

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※実際の画像はモザイクは掛かっておりません。

しかしこのiMacだけはアプリ内のサムネイルまでは表示されるものの、クリックをしてもプレビューされません。



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このビックリマークはイメージですが、このようなビックリマークが画面一杯に表示され写真をプレビューできない状況。

写真アプリのデータベースの修復も行ってみましたが改善せず。

一体何が問題なのか?

但し他の2台は問題無し。

その違いを比較するために1台1台マシンの環境をチェックすることにしました。

すると意外なことが分かりました。

写真をプレビューできるPCのmacOSはいずれも最新のmacOS High Sierra(バージョン10.13.1)でした。

しかしプレビューできないiMacmacOS Yosemite (バージョン10.10)

しかもお客様から追加で入手した情報によるとiPhoneX へ機種変更をするまでは問題なくプレビューできていた模様。

どうやら利用するPC側のmacOSのバージョンが原因のようです。


macbook02.jpg
iMacmacOSはYosemite 。 バージョンナンバーは10.10

2014年にリリースされたmacOSになります。

これを最新のmacOS であるHigh Sierra へアップグレードするためにMac App Store へアクセスします。

Mac App Store(Mac App Store公式サイト)

アップグレードはそれほど時間を要しません。

インターネットのご利用環境が光回線であれば1時間前後で完了されるはずです。

但しアップグレードに失敗するリスクもありますので重要なデータは予めバックアップを取っておきましょう。

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アップグレード開始から約40分ほどで無事最新のmacOSであるHigh Sierra へアップグレードされました。



macbook04.jpg
念の為システム概要からも現在のmacOSのバージョンを確認します。

きちんとバージョンナンバーがHigh Siera を示す 10.13.1 になっていればOKです。

その後はこれまで表示出来なかった写真もすべてプレビュー可能となりました。

但し2012年の若干古いマシンを最新のmacOSへアップグレードしてことで動作が少しもっさりしてしまうという新たな問題も
発生してしまったのですが...

この辺は後ほど内蔵のHDDをSSDなどに換装するなどのご提案をさせていただきお客様宅を退室させていただきました。


ここまで作業に要した時間は1時間以内。


参考までに今回発生した費用です。
作業料 6,300円
割引 -1,200円
合計 5,100円
※作業時間60分以内の作業料金となります。
※LINEの友達登録をされたお客様のため割引額が1,200円となります。


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さて作業も終え外に出るとすっかり夜に。

そういえば地元の神社で初詣をしていなかった事を思い出し、引き寄せられるようにハンドルを握る手が動いておりました。

向かった先は羽黒山

羽黒山と聞いて山形県まで行ったの?
と思われた方は残念不正解です。

じつはここ宇都宮市といっても合併前の旧上河内町になりますが、羽黒山があるんです。

その山頂付近にある神社が羽黒山神社になります。

周囲には高い山がないので遠くからでもその存在は目立ちます。

新幹線に乗っていても、東北自動車道を走っていても鬼怒川を越えるあたりで必ず目に入ることでしょう。

地元の方は羽黒山のことを親しみをこめて「おはぐろさん」と呼んでいるようです。

毎年春は5月5日、秋は11月23日から24日に行われる梵天祭(ぼんてんまつり)は大勢の観光客で周辺道路も規制が
かかるなど大変賑わいます。

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羽黒山へのアクセスは複数ありますが今回は車で訪れたため神社のある頂上付近までは峠道をひたすら進んでいくこと
になります。

羽黒山の参道入り口からは直線距離はそうないものの、峠道で急こう配を進むためか距離にして約3kmも走破することに
なります。
しかも夜間のため野生動物が飛び出してくるかもしれないという緊張の中を走るため少々疲れます。

過去に山道で野生のイノシシと接触した経験があるだけに嫌でも運転が慎重になってしまいます。

頂上までの道路は道幅も狭く離合の際は苦労すること間違い無しなのですが、初詣のためか交通量を考慮し上りと下りで
完全に分離され一方通行になっていったため安心して登りきることができました。


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頂上付近の駐車場に車を停め更に徒歩で坂道を登ると明かりが見えてきます。

明かりの灯った灯篭が温かく迎え入れてくれます。

歓迎されているようでなんだかこそばゆい感じがします。

ここで羽黒山神社の歴史について簡単にご紹介をさせていただきます。
今から930余年前に宇都宮城の築城に際して宇都宮氏が祈祷修法中に出羽三山との関連を意識し創建したと言い伝え
られている由緒ある神社なんです。

ですから名の通り出羽三山...つまり山形県にある羽黒山神社とも関わり合いは訳なんですね。


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暫し進むと大きなしめ縄が見えてきます。

ここをくぐると神社への参道となります。

登り階段が続きますが夜間ですので足を踏み外さないよう注意して進んでいきます。


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上へと続く階段

参道の両脇には羽黒山神社と書かれた赤い幟(のぼり)が目に入ります。

幟の赤と背景の黒が綺麗なコントラストになっております。


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ここで幟に注目です。

羽黒山神社の神紋は宇都宮城の城主であった宇都宮氏の紋所と同じ左三ツ巴となっています。


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まだ階段が続きます。

階段を登るため体は温まってポカポカですが、なにぶん手が寒い。

この時期の外出は手袋必須ですね。


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さぁもう少しです。

この幟の先に神社の拝殿があるはずです。


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苦労の末どうにか階段を登り切りました。

運動不足のため本当に猛省しております。
日々続けていたウォーキングを再開しなければと胸に誓うのでした。
※誓いましたがいつからやるとは明言しておりません。

神社の境内になります。

お正月の時節柄か門松が飾られておりました。

見事な門松です。


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境内の狛犬(角が無いので正式には獅子)のアップ。

橙の照明に照らされ温かみある雰囲気になっております。


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恒例の撮影用の顔出しパネルが用意されていました。

普段から用意されているのか、それともこの時期だけの期間限定なのかは分かりません。


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神社の社務所の仮設テントが設営されてり、その背景には
「祝 明けましておめでとうございます」
と書かれた横断幕が掲げられておりました。

更に後ろに見えるのは梵天(ぼんてん)です。

ここ羽黒山神社をメインに年に2度行われる梵天祭。
五穀豊穣、家内安全を願って羽黒山神社に梵天を奉納するお祭りで、その歴史は300年以上。


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羽黒山神社の拝殿です。

夜間の初詣客のためにと拝殿内は照明が点いておりました。
ありがたい心遣いに感謝するばかりです。


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神社拝殿を正面から見たところです。

時間が夜間ということと他に参拝客がいなかったこともありどこまでも静寂が漂っております。

提灯を見ると幟にあった宇都宮氏の紋所である左三ツ巴紋がここにも入っておりました。


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羽黒山神社門前の休憩処「羽黒山荘田楽茶屋」

こちらのお店の南手の柱に沿う形で照明が設けられ鳥居の形に見えるようライトアップがなされておりました。

じつは羽黒山を車で登っている時点からこのライトアップされた鳥居のシルエットが気にはなっていたんですよね。


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少し距離を置いてライトアップされた鳥居を眺めてみました。

このような素敵なライトアップが見れるのも夜間参拝ならではの特権です。



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田楽茶屋から南側の宇都宮市街方面を眺めたところです。

この羽黒山は標高414mと決して高くはありませんが、付近にそれを遮る山がないためご覧のように宇都宮市街の夜景を
一望できるのです。

私は自称「栃木の百万ドルの夜景」と呼んでいます。


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光り輝くネオンが綺麗で記憶に残ります。

手前に見える鉄塔は携帯電話の基地局になります。

羽黒山にはその標高を活かし携帯各社が基地局をこぞって建設していたんですね。


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視線の方向を少し変えさくら市(旧氏家)方面を眺めたところになります。

先ほどまでの宇都宮市街の夜景に比べるとどうしても街の規模が違うのでネオンが少なくなりますがそれでも美しいことに
変わりはありません。


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さらに視線を先に向けると遠くに山の様なものが見えます。

こちらはお隣茨城県筑波山になります。

筑波山までは平野が続き間を遮る山々が無いのでこのような光景を楽しむことができるのですね。



羽黒山神社(宇都宮市公式サイト)


来年の初詣は羽黒山神社でご参拝などいかがでしょうか?


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