群馬県安中市 サイボウズOffice Kintone によるクラウド勤怠管理シス

1月19日

本日は昨年から足しげく通っていたお客様の元へ納品のため訪問させていただきました。

向かった先は群馬県の安中(あんなか)市。

地図をご覧になっていただけると分かりますが、まさに信州長野県との県境に位置しております。
峠を越えれば避暑地で有名な軽井沢もすぐそこに。


群馬県安中市(公式サイト)

江戸時代には中山道の宿場町として栄え、安中藩の城下町だった安中市

そのため市内には当時を偲ばせるような歴史ある佇まいや風景が残っているのが特徴です。

さて前置きはこのあたりで。
今回お客様の元に納品させていただいたのはPC本体や機器などでは無く業務ソフト(システム)です。

意外に思われるかも知れませんが、当店は修理だけでは無くソフトやシステムの開発、そしてWeb系のお仕事もしているんです。


お客様の事業所は本社と工場、配送センターと施設も多く、そこで働く従業員さんが多いことから勤怠管理が悩みの種でした。

勤怠管理とは
・従業員さんの日々の就業状況や出退勤時間を管理し、給料計算を行う元になる重要な情報源
・他にも残業時間の計算や有給休暇取得の状況を管理するための情報源
でございます。

これまでお客様の事業所ではタイムカードでの打刻を行っておりました。

タイムカードを押すこと自体はそれほど問題では無いのですが、事業拡大にあたり従業員さんが大幅に増えたことで
それらの出退勤時間をPCへ入力する事務員さんの負担が増大するという問題が生じました。

このタイムカードの目視確認とPCへの手入力の時間。
年単位で考えても大きな時間的損失だと総務担当者様は以前から懸念されておりました。

そこで業務効率改善のため別件で行わせていただいたPCの修理の延長で当話題が浮上した次第です。

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現在でも多くの事業所で利用されているタイムカード。

私もかつての勤務先ではこれを押すことから一日が始まっていた記憶があります。
よく押し忘れて上司から怒られたりしましたっけ


打ち合わせや現況把握のためお客様の元には4回ほど足を運ばせていただきました。

そこでご提案させていただいたのはクラウドベースによる勤怠管理システムの導入です。

既存のタイムカードを廃止しクラウド化することで
・パソコンやスマートフォン等の画面上のボタンをクリックし打刻することで勤務時間等を簡単に管理
・打刻されたデータはクラウド上に記録され、リアルタイムで自動的に集計。
・実労働時間を分刻みで管理でき、勤怠状況を瞬時に把握できる
・オンライン上でどこでも打刻ができるため、打刻のために会社に立ち寄る必要がなくなる

と大雑把に取り上げてもこれだけのメリットがございます。

但しこれだけの機能改善を伴うシステムの場合、気がかりなのはそのコストでしょう。

これが一般的なソフトウェア会社様の開発の物ですと単純に見積もっても50万はくだりません。

その他に年単位で発生するシステムの保守費用。
これも馬鹿になりません。


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これまでは事務員さんが日々タイムカードの出退勤時刻をPCへ貴重な時間を割きながら手入力されておりました。
当然手入力ですので打ち間違いなども発生し大問題にもなっていたようです。

現場からは悲鳴が上がること多数の阿鼻叫喚の状況。

ダウンロード (2)

今回勤怠管理システムを導入するにあたり当店が目を付けたのはサイボウズ社のサイボウズOffice。

サイボウズと聞けばその名を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?

企業用グループウェアや、各種共有サービス、クラウドサービスを提供する業界大手の会社です。

当店でもスケジュール管理や、日報管理などでサイボウズ社のサービスを実際に利用しており、業務の上で
非常に助かっております。

グループウェアやクラウドベースの業務改善サービスを提供するサイボウズ (サイボウズ社公式サイト)


ダウンロード

なかでも サイボウ社の提供する「kintone」サービスは汎用性が高く将来性抜群のクラウドサービスといえます。

業務用アプリやシステムをカスタムアプリを利用することで自由に自社独自の仕様で作成可能。

これによりシステムの導入に対するコスト、納期のハードルを低くすることが可能となります。


ビジネスアプリ開発に特化したサービス kintone (サイボウズ社kintone紹介ページ)

今回お客様よりヒアリングした業務の改善項目を元にkintoneにてクラウドベースの業務アプリを開発させていただきました。

開発期間約1か月。
導入コストもお客様の設定されたご予算内で納めることができました。

システム導入後は事務員さんの負担がこれまでと比較し6割程削減できたと大変喜ばれました。
なにより自動で出退勤時間が収集できるのは大きな改善に繋がったようです。

これにより事務員さんが空いた時間を活用し他の業務のアシストや残業のカットに繋がるということで総務担当の方からも
お褒めの言葉をいただいたのは当店にとっても光栄の極みでした。

この後別件で経費精算システムの導入についてのご相談までいただきました。
こちらの件も現在kintoneでの開発を進めており早ければ2月中には納品可能な見通しとなっております。


運用面で心配なお客様に対しては年間保守サービスも承っております。
出張と遠隔操作の両面で全面的に支援させていただきますのでご安心ください。


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新システム導入後は安心のレクチャーもサービスでしっかりと対応させていただきます。

お客様が納得されるまで惜しみなく出張の上、現地から指導させていただきますので多くのお客様よりご好評をいただいて
おります。


当店パソコンサポートPCわんだでは今回の様なクラウドベース以外にもAccessベース、Excelベースの業務用アプリや
システム開発も行っております。
※当店の業務はPCの修理のみだけではありません。意外だと仰るお客様が非常に多いので念の為。

これによりこれまでのアナログ的な手作業が減るだけでは無く、業務の効率化も図れ経費削減にも貢献出来るはずです。

オフィスのIT化や業務システムのクラウド化にご興味がある方はお気軽にお問い合わせください。



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さて安中市まで来て、まっすぐ帰路に着くのもやぶさかではありません。
時間が許せば行ってみたい場所はいくつかあります。

会社へは客先へ無事納品出来た旨を報告し
「直帰させて欲しい」
と申し入れ

結果上席からは帰りの高速代を会社負担しないことを条件に許可がおりました。
何とも手厳しい対応に苦笑いの私。


実はお客様の事務所へ向かう途中にいくつか気になっていた場所がありました。

ここ安中市には北陸新幹線が走っており、市内を走るとその高架が目に入ります。
新幹線の高架を跨ぐように架けられた跨線橋

もちろん車を降りれば新幹線の線路をフェンス越しではありますが臨むことが可能です。

地元の栃木県でも新幹線の走る光景を望むことは可能ですが、残念ながら北陸新幹線の車両は拝むことができません。

この跨線橋からは北陸新幹線の車両「E7系W7系」が走る光景を目にすることが出来ることもありテンションは自然と
あがってしまいます。
※参考までにJR東日本が所有する車両がE7系JR西日本が所有する車両がW7系です。


車を邪魔にならない場所へ停車し、徒歩で跨線橋まで向かいます。

市内には新幹線の高架を跨ぐ跨線橋や高台が複数ありますので、ご自分のお気に入りの場所を発見してみては
いかがでしょうか?



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周囲の目を余所にカメラを持つ手が吹きすさぶ風の洗礼もありかじかみます。
上州名物のからっ風は伊達ではありませんでした。

待機すること十数分。

視線の先のトンネルからは明かりらしものが
待ちに待った北陸新幹線のお出ましです。

急いでカメラの準備をします。

早さが売りの新幹線ですからのんびりしていては、あっという間に過ぎ去ってしまいます。


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あれよこれよという間にグングン接近してくる新幹線。

呼吸の時間すら惜しいほどカメラを持つ手に神経が集まります。


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ものすごい速度で眼下に迫りくる新幹線。
その正面を捉えることができました。

やはり青がベースの北陸新幹線はかっこいいですね。
男ながらうっとりしてしまいます。


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車両は東海道新幹線などに比べると短めの10両編成。

ですが豪華なグランクラス車両を連結しており、旅の思い出をより特別な物にすることでしょう。


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目にしたのは金沢方面から来た上り列車。
この列車が約1時間で東京まで到達してしまうのですからその速さには驚かされるばかりです。


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足元を過ぎ去っていく北陸新幹線

10両編成の内半分の5両が過ぎ去っていきました。

多くの人を乗せた新幹線。
様々な目的、夢を持った人を乗せた列車の軌跡を目で追っていると感慨深くなります。

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周囲の気温も下がり風も一層強くなってきました。
いよいよ撤収の頃合いのようです。

Thank you 北陸新幹線、Forever 北陸新幹線

と言い残し場を後にしました。



次に安中市で見ておきたかったスポットはJR安中榛名(あんなかはるな)駅になります。

名前だけを聞くとアイドルやゆるキャラとも取れるだけに駅名と知って驚いたという方がネット上には多くいらっしゃる模様。


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到着した安中榛名駅

新幹線専用駅で北陸新幹線の一部となる長野行新幹線の開業に合わせて2007年に設置された駅になります。



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ガラス張りのオシャレな佇まいの安中榛名駅

その外見とは裏腹に利用者は決して多くないのが悩みどころのようです。

これらの事情により2016年のダイヤ改正ではこれまで上下各1本あった「はくたか号」の停車も無くなってしまいました。


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駅前に設置されているモニュメント。

アルファベットのAのように見えるモニュメントは安中榛名駅のイニシャルのAからデザインされたのでしょうか?


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駅舎から東側を眺めたところになります。

手前に見える駐車場は駅職員、関係者専用のようです。

奥に見えるのは北陸新幹線のホーム(高崎方面)です。


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駅前はご覧のように開発待ちなのか、無情にも更地が広がっております。

新幹線の駅によくあるレンタカーやホテル、コンビニすらない状況です。(2018年1月19日現在)
かつては駅前にデイリーヤマザキさんがあったようですが、悲しいことに2013年に閉店してしまいました。


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更地の先に見えるのは無料で開放されている駐車場です。

遠くに見える夕焼けが何ともいえない哀愁さを物語っております。

周囲には商業施設や建築物が少ないので、天体観察などには向いているかもしれません。
但し周囲には宿泊施設がありませんので、マイカー必須ですが...


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駅舎の西側長野方面になります。

ホームの真下に見える通路は反対側となる北側へと通じており徒歩でのみ行き来可能です。


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通路内は照明が薄暗く少し怖く感じられます。


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通路を抜けると階段があり上りきると駅の北側へ出ることができます。

ここまでエレベーターやエスカレーターもなくバリアフリーには優しくない造りになっておりますのでご注意を。


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駅の北側には月極駐車場と広場がありました。

しかし殺風景で人寂しくなります。

不気味なことにここまで誰一人とも遭遇しておりません。



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安中榛名駅の北側
すぐ目の前には新幹線ホームが見えます。

実はここからだと入場券を購入せずとも停車および通過する新幹線の様子を鑑賞できる事に気が付いたのです。

画像は長野方面から侵入してきた安中榛名駅を通過する最速達タイプのかがやき号。


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列車は減速することなく一気に駅を通過。

早すぎて窓越しの乗客の顔すら見ることが不可能です。

在来線なら可能なだけにさすが新幹線といったところでしょうか。


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物すごい速度で目の前を通過していく北陸新幹線

横目に見てもの車体上部の青と、遠慮がちに引いてある赤いライン、そして白いボディカラーが美しく惚れ惚れしちゃいます。
北陸らしいイメージが漂うカラーリングのチョイスにはデザインを監修された奥山氏の意気込みと想いが感じられます。


思いがけない発見から眼福になりつつ駅を後にするのでした。


ちなみに安中榛名駅内には駅そばや峠の釜めしを販売している売店もあります。

地元の方のサロンと化しており一見さんだと利用しがたい雰囲気もありますが、少しでも駅の存続に貢献していただけ
ますよう皆さまよろしくお願いいたします。



安中榛名駅(JR東日本公式サイト内)



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