栃木県さくら市 起動の遅い Lenovo製 ideapad320 SSD換装で劇的スピードアップ

温泉地が点在する栃木県

鬼怒川温泉
川治温泉
塩原温泉
那須湯本温泉
......etc

他にもありますが数え上げれば切りがありません。

その数ある温泉地の中でも県都宇都宮市に最も近いのが喜連川温泉です。

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ここで喜連川という地名にピンときた方は地元の方か、地理好きの方と存じます。

かつて存在した喜連川町の地名で現さくら市の一部。
さくら市は2005年に旧氏家町と旧喜連川町との合併によって誕生した市になります。

この旧喜連川町にある温泉が喜連川温泉と呼ばれております。
日本三大美肌の湯としてその座を確かなものに。
とりわけ美貌を求める女性客に人気の温泉地になっているようです。


さくら市の名の由来にもなった ” さくら ”

市内には桜の見どころや名所が数多くあることからその名が付けられました。



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さくら市(旧喜連川町)の桜の名所であるお丸山公園

かつてあった喜連川城址を元に作られた公園で園内には数多くの桜が植樹されており毎年桜の季節には
山一面が桜のピンク一色に染まります。

遠くに見える建造物は旧喜連川町のランドマークであった喜連川スカイタワーです。



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高さ約50mを誇る喜連川スカイタワー
タワーの周辺にも桜が植樹されており春は桜の花が周囲を取り囲みます。

かつて城跡があった高台にそびえ立つタワー最上階の展望台からは市内を一望できました
気分はまるでお殿様になったようでした。

なぜ過去形かというと現在このスカイタワーは立ち入り禁止だからなのです。

※2011年に発生した東日本大震災で施設が大きく損傷し惜しまれながらも2014年に営業を廃止しました。
 (営業休止では無く廃止なのが残念で仕方ありません)

これも公園へ足を運ばれる皆さまも安全を第一に考えての苦渋の決断だったに違いありません。


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スカイタワーからは眺めることは出来なくなりましたが、高台にあるお丸山公園からは十分市街を一望できます。

桜の咲き誇る4月になると山の麓には桜が海のように広がり思わずダイブしたくなる気持ちになってしまいそうです。


桜の名所としておススメのお丸山公園 (さくら市公式サイト内お丸山公園紹介ページ)
 


2005年、旧氏家町と旧喜連川町が平成の大合併により誕生したさくら市 (さくら市公式サイト)













冒頭で桜と温泉の話題をさらったさくら市

今回はこのさくら市にお住いのお客様からパソコンのサポートのご依頼をいただきました。

「 壊れた訳ではないがとにかくPCの起動が遅くなった気がする 」
「 購入したばかりの頃はもっとスピード感があったのに 」

とお客様からは嘆きの声が。。。。

最近問合せでも多い
 『 購入間もないPCなのに起動が遅い 』

これに至る原因としては大きく2つ挙げられます。

1.内蔵のHDDなどのストレージに問題がある (経年劣化や初期不良)

2.内蔵のHDDなどのストレージに機械的な問題はないが、単純にHDDであるがゆえにリードライトに
 時間を要している

取り分け上記 「 1 」 の場合はHDDの交換などが避けられません。
購入間もなければ保証期間中にメーカー様や購入された販売店様へ修理の依頼をされるべきでしょう。
恐らくほとんどのケースで無償対応をしていただけることでしょう。

ここで問題となるのは上記の 「2 」
内蔵HDDの故障ではないため保証期間中であってもメーカー様サイドでは無償での修理対応が期待できません。

かといってWindowsの再セットアップを行っても一定時間経過後に同様に遅くなるのが目に見えてしまします。

お客様はとにかくPCを早くしたいの一心で対応に時間の掛かるメーカー様や販売店様をスルーし当店まで
お問い合わせをくださったのでした。


お客様のお悩みに応えるべく即日中にご自宅へお伺いさせていただきました。
さくら市(旧喜連川町)は宇都宮からだと車で約40分とアクセスは悪くはありません。


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ご自宅へお伺いし早速悩みの種になっているPCを拝見させていただきました。

ご利用のPCは今や国民基と言っても過言ではないLenovo製のノートPC

モデル名は ideapad 320

2017年にリリースされたIntel製のCPU(プロセッサ)を搭載したコストパフォーマンスにも優れた人気のノートPCです。
※お客様が購入されたのは一昨年前となる2018年でした。

そのラインナップはかなり幅広く低価格帯のCeleronプロセッサから、高性能な Core i5 (8250U)プロセッサまで
用意されていてよりどりみどりで購入する際は迷ってしまうこと請け合いです。


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Lenovo製のノートPC ideapad 320シリーズ

その特徴はCPU (プロセッサ) の充実さだけではありません。

液晶パネルが非光沢となっていることもこのシリーズの特徴です。
非光沢であるがゆえに画面への映り込みはかなり低減されています。


ここで今回のご依頼の本丸となる起動時間の遅さについてを検証することに。


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ストップウォッチを構えって電源オン

起動までに要した時間は .... 4分6秒 !!

これはIntel のi3プロセッサを搭載したPCの性能から鑑みると遅いの一言で片づけられてしまうと思います。
電源を投入した私ですら遅く感じるのですから、毎日このマシンをお使いになるお客様はさぞかし遅いと
感じられているに違いありません。

遅さの原因を調べてみるとWindows起動直後のタスクマネージャーが全てを物語っておりました。

HDDの使用率が長い時間100%のまま

どうやらHDDが足を引っ張っていることは明らかのようです。

このHDDをより高速なSSDへ換装することで大幅なスピードアップが期待できることをお客様へご提案。

お客様からは即答で作業続行の承諾をいただきましたので機器をお預かりして分解作業を進めていきます。



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内蔵のHDDをSSDへ換装するための第一段階として機器本体を裏返します。



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ボトムカバー(底面カバー)はすべて+ネジで固定されていますので分解のハードルはそれほど高くはありません。

この分解のし易さがLenovo社のLenovo社たる所以です。


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ボトムカバー側のネジを取り外すと画像ように光学ドライブを取り外すことができるようになります。


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ボトムカバーのネジをすべて(その数13)取り外しますと本体からボトムカバーを分離することができます。

画像は分離されたボトムカバーの内側です。



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そしてこちらはボトムカバーを剥がした後の本体内部。

画像中央上部に構えるのはPCの中枢ともいえるCPUを冷却するためのファン。

画像左下に見えるのがHDD
今回の交換のターゲットになります。


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HDDはネジ止めされていないのでヘラなどを使えば簡単に取り外すことが可能です。

取り外しが簡単ということはそれだけ衝撃などへの耐性に弱いということに直結するだけに微妙な設計ですが...


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本体から取り外されたHDD

WD製のHDDでモデル名は WD5000LPCX

ディスク容量500GBのHDDでございました。


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そしてこちらはHDDからの換装用に手配しましたSSD

crucial製のSSDでモデル名は CT500MX500SSD1

容量 500GB のSSDです。

驚かされるのはその価格!
500GBの容量を持ちながら10,000円を切るようにまで価格が下落したSSD

これは消費者としては朗報、この上ありません。

この間に取り外したHDDからSSDへと内部のデータをコピーしていきます。
(データのコピーには約3時間ほど要しました。)


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HDDがあった場所へSSDを装着。

こちらもネジを使用しないため装着自体の作業のハードルは高くはありません。


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SSDの装着が済みましたら取り外していたボトムカバーを再び装着します。

その後に取り外した13個のネジで本体側と固定していきます。



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そして待ちに待ったSSD換装後初めてのPCの起動の瞬間

果たしてどれだけ早くなったのか作業を行ったこちらの手にも緊張で震えが伝わってくるのが分かります。


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Lenovoのロゴ表示が終わりWindowsの起動へと移り変わっていきます。

時計周りにグルグル回る連続した点たち


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更に画面表示が変わりましてもう少しでデスクトップに到達する寸前まできました

あと少しでWindowsの起動が完了しそうです。


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電源オンから見届けたWindowsの起動時間

気になるストップウォッチの時間は... な・な・なんと!!!

34秒!!!! ((((;゚Д゚)))))))

この結果には驚きです。
SSD換装前に比べて3分以上も高速化することに達成!

これには当のお客様ご本人も大喜びでした。

参考までに今回発生した費用です。
作業料 10,500円
再訪料  2,100円
換装用SSD機器代(500GB) 8,640円
割引  1,240円
合計  20,000円
※機器お預かり時の作業料金となります。
※遠方のお客様へは出張費の発生しない郵送による修理受付をおススメいたします。

購入間もないWindows10搭載PCの起動時間や動作の遅さでお困りの際は
当店パソコンサポートPCわんだまで気兼ねなくご相談ください!


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お客様へのPCの引渡しも終わり次の現場までの時間を近くの道の駅で過ごすことにしました。

訪れたのはさくら市の旧喜連川町を走る国道293号沿いにある道の駅きつれがわ

日本三大美肌の湯として有名な喜連川温泉にある道の駅だけあり温泉施設が併設されているのが最大の特徴です。



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日曜ということもあり家族連れでにぎわう道の駅きつれがわ

何やら遠くにある謎の建物が気になりますね。




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近付いてみました。

牧場にあるサイロのような出立の建物の正体は...道の駅の温泉施設だったのです。



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中に入ってみるとフロントがあり、青と赤の暖簾があるのが目に入りました。

青い暖簾が男湯、赤い暖簾が女湯


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入口には券売機が設置されていてどうやらこちらで入浴券を購入するシステムのようです。

そしてこちらの入浴施設ですがJAF会員だと100円引きになるそうです。

もしもの時の入っていてよかったJAF会員

このような割引を受けられるので年会費分はすぐにペイしてしまいます。

温泉好きの私としてはここでひとっ風呂浴びていきたいところだったのですが
「 そこまでの時間は無い 」
という現実に引き戻されしおしおと引き上げるのでした。


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ここで道の駅内に設置されている自販機に注目を!

日本三大美肌の湯 と書かれておりますが注目するのはその下に描かれている武将姿のキツネです。

その名も コンタ君

喜連川町ゆるキャラで町の名前 「 きつれがわ 」 → 「 きつねがわ 」 と文字ってキツネのマスコットになったそうです。

頭に装備している陣笠にはここ喜連川が足利氏ゆかりの地ということもあり、その家紋が付けられております。


コンタ君 (栃木県公式HP内コンタ君紹介ページ)




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先ほども紹介しましたが道の駅にる温泉施設

時間が無くて入れない。。。。という方に朗報です。

道の駅きつれがわには喜ばしいことに屋外にな・な・なんと!!

足湯が設けられているのです。

これには私も思わず笑みがこぼれてしまいました。

Thank You 道の駅きつれがわ 、 Thank You 足湯



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道の駅をぐるりと回って順序が逆になってしまいましたが、こちらが道の駅の正面入り口になります。

「 来場者200万人達成!! 」
と喜ばしい知らせが掲げられておりました。

この記録に甘んじず500万、1000万の大台にも挑戦していただきたいと思います。



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正面から中に入るとじつに多くの品々が陳列されていて、気分は高速のSAに来たかのようです。

なかでも一番気になったのはこちらの商品

喜連川名物の 温泉パン です。

温泉饅頭ならぬその名も温泉パンです。
お間違いのない様に。

温泉が沸き出た喜連川の地名を売り出そうとパンの名前に温泉を冠した創業者の想いが込められたパン。

近所のスーパーでも販売されているのですがどこか懐かしい味わいで、ずっしりとしたその重量も相まって
時折無性に食べたくなるのです。

喜連川名物温泉パン (温泉パン公式サイト)


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一通り歩いたら暑さもさることながら冷たいものが恋しくなってきました。

仕事中でなければこの辺りでキンキンに冷えたビールを決めたいところですが、残念ながらまだ仕事が
残っているので却下です。

しかしそこは道の駅
ジェラートの専門店もしっかりと構えていらっしゃいます。

Gelateria KITS
様々なフレーバーが楽しめるジェラートの専門店になります。


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散々迷い後ろに並んでいる方の「まだか!?」というプレッシャーを感じつつ注文したのは
チョコミントとラムレーズンのミックス

世間ではチョコミント味 = 歯磨き粉
と揶揄されていますがそんなこと言うのは私が許しません。

全国のチョコミント好きの皆さんに失礼ですのでバカにするのはNGです。

欲を言えばミックスではなくチョコミント一本で攻めたかったのですが、ラムレーズンも好物なので浮気しちゃいました。
好きなもの同士のコラボレーションにより美味しさが2倍ではなく3倍ぐらいに飛躍します。

ミックスによる相乗効果恐るべし。








そして後にした道の駅きつれがわ

もちろん手ぶらで帰るなんてとんでもない。
きちんと戦利品をゲットして参りました。


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ゲットしたのは喜連川名物の温泉パン

様々な種類がある中で手にしたのは” くるみ ” をブレンドしたもの。

1パックにこぶし大のパンが3つ入っているので家族で食べるにはちょうどいいと思います。


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じゃじゃじゃじゃーン!

ついに姿を現わした温泉パン
太陽の様なまぁるいフォルムをしているのが特徴です。

そのまま食べてもいいのですが今回はトーストしていただいてみることに。

味わい深く噛めば噛むほど旨味が口中に広がる温泉パン

遠方にも根強いファンがいるのが納得の味わいでした。



わくわく湯の郷きつれがわ 道の駅きつれがわ (公式サイト)


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栃木県宇都宮市のパソコン修理はパソコンサポートPCわんだ

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