パソコンの冷却ファンから異音がする?

先日出張サポートでお伺いしたお客様の件で、得た情報を元に日記を綴らせていただきます。

お客様「パソコンの内部からファンがこすれるような鈍い金属音がして、すごく気になる」

との入電を頂戴しました。

おそらくパソコン内部のCPUというパソコンのエンジン部分を冷却するためのファンが壊れているのだろうと判断し
まずは状況を詳しく調査するために現地へ直行いたしました。

お客様は弊社のリピーター様だったので、お使いのパソコンの機種や環境などは用意に想像できました。

パソコンは Sony製 Vaio VGN-CS71B/W で 2009年製のまだ新しいパソコンでした。

実際にパソコンの電源を入れてみると・・

確かに中の冷却ファンと思われる箇所から異音がしています。
かなり耳障りな音のため気になってしまうぐらいでした。

私「これはファンの部品交換が必要ですね。」

お客様「いくらぐらい掛かりますかね?」

私「部品代が約4千円ほど、技術料などを加算すると約1万円ほどになります。」

お客様「まだ購入して1年ちょっとでこんな風になるなんておかしいですよね?」

確かにそうです。


ここで私は念のためにメーカーのHPで機種情報やサポート情報を調べてみました。

するとありましたよ!!

お客様がお使いのVaioはメーカーからリコールの対象として扱われておりました。
Sony Vaio TypeC・CS TypeBZ をお使いの方へ無償保障期間延長のお知らせ

コールセンターへ確認すると、無償保障期間に期限は設けていないとの事だそうです。

私「これならメーカーで部品代も含めて無料で修理していただけますよ!」

お客様からは感激のお言葉をいただきましたが、ここで1点注意点があります。

メーカー修理に出される場合は、事前に重要なデータのバックアップを取ってから修理に出してください。

殆どの場合、修理の際にデータが消去され出荷時の状態まで戻されてしまうこともありますので・・・

今回のお客様へも念のためデータのバックアップを取られてからメーカーへ修理に出されるようアドバイスいたしました。

メーカーさんの無償修理が受けられるならば、そちらを利用された方が費用としてははるかに負担が少なくなります。

ただし修理日数が掛かることから、有料でも構わないから弊社で直してくれというお客様もたまにいらっしゃいます。

一概にどちらが良いとは言い切れませんが、お客様のご意向を尊重して修理の方向性を見出すのも大事な仕事です。

Sony製 Vaioでは今回のようにリコール情報がまめに公開されています。
特に2008年〜2009年の Windows Vistaのパソコンをお使いの方は一度上記のリコール情報を参照していただければと
思います。

メーカー製のパソコン修理もPCわんだへお任せください!

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