インターネットがつながりません

計画停電も無くなりほぼ震災前の通常業務に戻りつつありますが、私どものような仕事を行っていると
毎日必ず問い合わせを頂く案件があります。

それは、
 「インターネットがつながらなくなった。」
というものです。

例に漏れず、本日も数件問い合わせがございましたので簡単に内容を報告させていただきます。

お客様「引越しをしてきてからインターネットが使えなくなった。」
   「以前は使えていたんですが・・・」

私「回線は以前何をお使いでしたか?」

お客様「NTTのBフレッツを使っていました。」
   「引越し先でもBフレッツを申し込みました」

私「プロバイダさんの手続き等は問題ないですか?」

お客様「はい、利用回線に併せてBフレッツのコースになっています。」
  
このあと詳しくヒアリングをしていくとブロードバンドルータのPPPランプが点灯していないことが発覚しました。

恐らく、ルータへのプロバイダ情報の投入設定が間違えているのだろうと推測し、いざ現場へ向かいます。


お客様宅はマンションでNTTのご利用回線は「Bフレッツマンションタイプ」でした。

案の定ひかり電話のルータはPPPランプが消えたままです。

私「プロバイダ様の登録会員証をお借りしてもよいですか?」

お客様のご利用になっているプロバイダ様は大手ISP ぷらら でした。

頂いた登録情報をPCを使いルータへ入力します。

・・・しかし、接続にならない。

入力する文字を確認しもう一度挑戦です。

・・・・やっぱり接続に至りません。

こうなってくるとプロバイダの料金滞納か契約自体が無効になっている可能性も出てきます。

念のため、ぷららへ電話問い合わせをしお客様の契約情報を確認することにいたします。

※殆どのISP様に言えますが、この手の問い合わせでは個人情報保護法云々との事で必ず契約者様ご本人に電話を替わる ように要請をしてきます。注意が必要です。

電話で契約内容を確認すると、

 ・料金滞納ではない。
 ・引越しにあわせ移転手続きも済んでいる。

とのことでした。

しかし、最後に重大なミスに気が付くのでした。

ぷらら「お客様の契約コースは光セット(ホーム)です。」

・・・えっ!

何度も耳を疑いました。

光セット(ホーム)タイプは一戸建て用の料金コースです。

ここでお客様へ確認してみると、引越し前は戸建ての賃貸物件に住んでおり、当時利用していたBフレッツ回線は
ハイパーファミリータイプ(戸建て専用プラン)だったそうです。

なんでもプロバイダ様の料金コース変更を忘れてしまったのが、今回のトラブルの発端だったみたいです。

原因が分かれば後は解決するのみです。

現場用のPCからWEBにアクセスし、ぷららの「会員情報登録変更」のページを開きます。

ログイン箇所へぷららのユーザーIDおよびパスワードを入力し、ログインします。

料金コースを 
 光セット(ホーム) → → 光セット(マンション)
に変更し、プラン変更が完了しました。

ぷららはプラン変更が即時反映されるのが救いです。

その後ひかり電話のルータを確認するとどうでしょう?

見事にPPPランプが緑点灯に変わりました。

サイトも問題なく開くことを確認し、現場を後にしました。

インターネットがつながらなくなった場合は、契約コースのミスマッチや料金滞納といったまさか的な部分を一度確認してみるのも有効な手段です。

いざ駆けつけてみたが原因は料金滞納だった・・ということも何件もございます。

上記の点を確認して問題が無ければ設定やPC側の問題となってきますので、我々の出番となって参ります。

今やインターネットは生活必需品です。そのインターネットが使えないのがどんなに不便なことか・・・

パソコンサポートPCわんだでは、インターネットの接続トラブル解決に自身を持ってお応えいたします。

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